2009年の活動実績 ~店舗型サービスの事業事務局長

2009年は年初からNPO法人ティーンズサポートのティーンズルーム事業事務局長として動いていました。

渋谷の街の中に「相談と検査ができる街の保健室 ティーンズルーム渋谷店」を出店するプロジェクトの現場責任者の仕事をしていました。

2009年ごろは性教育バッシングの残り香がくすぶっていた時代で、「うちの子に性の話なんてしてくれるな」という時代でしたが、「格差社会」という言葉が連日新聞に載るようになり、日本社会がすごい勢いで変質していく渦中にありました。

そういうなかで、思春期世代の性を取り巻く状況はもちろん、生活環境も多様化し様々な支援を必要とする人たちもそれなりに増えていた、そんな時代であったようにも思います。

そうはいっても、今ほど社会事業やボランティアというものが歓迎されていた時代でもなく、「自分たちで金も稼げないやつらが社会貢献とか言うな」と言われてみたり、自走経営体制の確立を目指して課金サービスをはじめてみると「社会問題を食い物にしている」と言われたりという時代でもありました。

また、一般に普及しているSNSはmixiくらいしかなく、情報発信にも今とは違った苦労がありました。

そして、これは現在も変わっていないところがありますが、男性の活動家はまだまだ少数であり、男性である私が性に関する事業に関与していると「違和感がある」「変だ」などと言われたりもしていました。

そういったなかで、多くのボランティアスタッフに手伝ってもらい事業を回す、その責任者をしたのが私にとっての2009年最大の出来事でした。

店舗物件の選定から、必要物品・什器の手配、スタッフの募集・面接・研修、交通費の清算といった裏方の仕事から、渉外・広報・報告書(冊子体)の制作といった対外的な業務、相談対応という表の仕事まで、幅広く担当しました。

この店舗型プロジェクトは2009年9月23日をもって閉館、私はこの年の11月に個人事業主として開業し、性教育や性の健康分野での講演・ワークショップ業、執筆業、イベント企画業を始めたのでした。

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