「孤独になることが怖い」というあなたへ

思春期世代の相談をたくさん聞いていたころ、「孤独になることが怖い」という言葉をよく聞きました。

また、大人からも同様の言葉を聞くことがあります。

思うんですが、人間ってそもそも孤独な存在なんじゃないでしょうか?

 

赤いものを見て「赤いね」と言葉で共感することはあっても、自分の見ている赤の感じと、相手の見ている赤の感じが本当に一致した同じ色なのかは確かめようもありません。

どこまで行っても私は私でしかなく、あの人はあの人でしかないのです。

これって、考えようによってはすごく孤独なことなのでは?

人間って、生きている限り孤独な中をさまよっているんじゃないでしょうか?

 

ただね、そうであるから、人は誰かと寄り添うことを覚えて来たし、誰かに共感したり、誰かを大事にすることを覚えて来たんだと思います。

そして大事にするという人間関係の最初にあるのは「世界にたったひとりしかいない大切な私」「世界にたったひとりしかいない大切なあなた」ということなんじゃないでしょうか。

私もあなたもこの世界にはたったひとりしかいないとっても大切な存在。

だから、どんな私も、どんなあなたも、そのすべてが大切なんだし、大切にされていいんだと思います。

 

人間は生きている限りいつも孤独を抱える可能性がある。

でもそれは、私とあなたが別の人で、それぞれが他人には替えられない大切な存在であることの裏返しでもある。

そう思うと、自分という人間が誇らしく大切に思えて来る。

その大切な存在同士の私とあなたがお互いを大切にし合えば、そこに人間関係が生まれて、共感したり笑ったり泣いたり、ひとりきりじゃない、誰かと一緒にいる安心感を感じることができるようになるんじゃないでしょうか?

そういう意味では、本当に怖いのは、孤独じゃなくて孤立なのかもね。

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